青蓮院門跡
重要文化財(襖12面、戸襖4面、壁3面の17面)。
徳川秀忠の息女が後水尾天皇の女御として入内した時に、幕府は立派な女御御殿を造営した。その御殿が不要になってから朝廷は各所に分割して賜ったが、この宸殿の前身の建物はその一つで絵も建物に付属していた。仕様の仕方が変わったために、画面にはその変更の後が見られるが、よく見れば亭々たる赤松の老木の枝振りも古雅に神韻漂渺たるものがある。
青蓮院門跡
重要文化財(襖12面、戸襖4面、壁3面の17面)。
徳川秀忠の息女が後水尾天皇の女御として入内した時に、幕府は立派な女御御殿を造営した。その御殿が不要になってから朝廷は各所に分割して賜ったが、この宸殿の前身の建物はその一つで絵も建物に付属していた。仕様の仕方が変わったために、画面にはその変更の後が見られるが、よく見れば亭々たる赤松の老木の枝振りも古雅に神韻漂渺たるものがある。