初夏の陽射し、夏が近いですね。今夜の満月は部分月食だそうです。
先月はフルムーン。特に天変地異はおきませんでしたが、ギリシャの財政破綻に発した欧州の経済不安が世界中に蔓延して、リーマンショックを上回る世界株安。そして日本が標的になる超円高。無能な政府。
日本は財政破綻していないと判断され、日本の国債が海外から買われ、円も益々買われる。
ところで財政が健全化したら、円はもっと買われる。そうしたら輸出立国の日本経済は完全に窒息死するのでは。
日本が太平洋戦争に突入する流れを止められなかった当時に似ている。
消費税を上げて、財政の健全化をする必要は全くない。財政は今のままでも世界中から評価されているから。
増税するのだったら、そのお金を原発に代わる、新エネルギー転換の開発費にあて、官民合同で大至急取り組んで欲しい。
今日新聞にでていた、神戸大で研究の『ネプチューン計画』。具体化に向けて直ちに動いて欲しい。
夏場の電力不足を補う一時的緊急避難として、大飯原発は一時的再稼働すべき。
デフレの脱却、脱円高脱出。経済の活力増大。雇用の拡大。好景気を目指せ。これこそ政府の喫緊の課題と思います。
民の夕餉のかまどの煙が勢い良く立ち昇らない政治では、消費税を際限なく上げなければならないと思います。
毎日、ご本尊熾盛光如来、青不動さまに懸命にそのことを祈っていますが、お聞き届けいただけません。
皆さんも一緒に祈ってください。そしてもっと声を大にして世の中に訴えたいです。
今日は何の日?
伝教大師最澄の遷化の日です。最澄さんが今の世にいらっしゃたらどのように対処されるでしょうか。
私は、権力の中枢にある人、それぞれの分野で国を動かせる人こそ、自分を全て捨てさって、人のため、つまり国の将来のため、国民のため、に働かなければいけないと、直接その人達に会って強く説かれたと思います。
天台宗では今年4月から10年間、祖師を讃える法要を10年に亘って行います。
最澄、円仁、相応 恵心僧都 それぞれの遠忌。
それぞれの祖師がたは国のため、つまり広く人々のために、どれだけ尽くされたか。
いま私はなにもしていない。
伊藤真先生の『記憶する技術』を読みました。
密教の成就。に通じることがたくさん書かれていて、非常に興味深く、皆さんにもお奨めします。
護摩の時には、詳しく内容をお話ししたのですが、こちらでは省略しておきます。
お読みいただいて、私が興味深く感じた所が何処だったか、お分かりいただけると思います。
ブログかメールか、ツイッターして下されば幸いです。
慈晃 拝
カテゴリ: 門主のお話 | 2012年06月04日 | コメント(1) | No Trackbacks
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