トップ > 修養会(体験学習)
毎年、全国から数多くの修学旅行生の方々が京都に来られております。しかしながら殆どの方が有名観光地を駆け足で回るだけで、伝統文化に触れる機会もなかなか無いのではないでしょうか。又、夜間は旅館で食事を摂った後の時間を有効に活用するのが難しく、先生方にとりましても、夜間、生徒さんを自由に外に出すことには、何かと不安がつきまとうものと思われます。
そこで、青蓮院では京都の伝統文化の一端に触れ、寺院の静かな情緒を味わって頂き、良き思い出として心に残して頂けます様、夜間特別に修学旅行生の方々を対象に「修養会」を行っております。
「修養会」では、体験学習として1. 法話 2. お抹茶 3.お琴鑑賞を体験して頂きます。寺院ですので、騒々しい行動、私語、だらしのない服装は厳禁です。寺院という場所をわきまえた、節度ある行動をとって頂きます。
したがいまして、単に京都の伝統文化に触れるだけではなく、ほんの少しの時間ではございますが、自分自身を律するというところも体験して頂けるのではないでしょうか。必ずや生徒さん自身にとって、有益な体験になることと思われます。
どうか、京都の文化・心に触れるまたとない機会として、一度ご検討下さい。なお、春・秋のシーズンは混み合うことがございますので、なるべく早くご予約下さい。(一年前から受付開始致します。)
法話
生徒さんの中には様々な宗教、宗派の方がおられることと思われます。そこで、特定の宗教、宗派の押しつけにならぬよう、これから社会に出て行かれる生徒さんにとって、人として必要かくべからざる「大切な五つの心」を中心として、解りやすくお話申し上げます。
お抹茶
おそらく、茶道部に所属している方以外は、召し上がったことがないかと思われます。人によっては一度も召し上がる機会がないかもしれません。しかし、日本の文化、精神史に於いてお抹茶は重要な役割を果たしてきました。勿論、お抹茶には様々な流派があり、作法があるわけですが、基本的な作法を申し上げ、その上でお召し上がり頂きます。
お琴鑑賞
照明によって照らし出される、室町時代の相阿弥作の庭園を眺めながら、生田流の先生方による琴演奏を三曲鑑賞して頂きます。
- 18:00〜
- 19:05〜
- 20:10〜
の一日3回です。いずれかお選び下さい。所要時間は約1時間です。
クラス・学校単位での申し込みとなります。原則40名以上でのお申し込みとなります。