満月護摩 お勤めしました。
別ブログ 青龍殿・・・・・ 見ていただけますか。
今回の護摩は 最澄の 『一隅を照らす』 についてお話ししました。
一言で言えば、その人その人が最善を尽くし、廻りの人に尽くし、人のためになる行いをしていくことで世の中 全体が良くなっていくとのお考えです。
天台宗では宗をあげてその運動を展開しています。
さらに最澄の目指したその奥ににあるお考えは、人はそれぞれ違う力を持っていますが、強い力を持っている人、多くの人に影響を与えられる人ほど、多くの人を照らすことが出来る人ほど、その出来る力の範囲を出し惜しんだり、下すべき判断や決定を大過なくや保身のため、逃れたりしてはいけない。
今の日本の警察や、役所で、上の立場の人が本当にその職務をはたしているでしょうか。
身近に起きた、台風被害を最小限にするための交通規制のお願いに対する警察の判断と対応について、この教えを説得の柱に、当初規制は出来ないとの返答を、覆すことができたことをお話ししました。
慈晃 拝
カテゴリ: 門主のお話 | 2014年08月11日 | No Trackbacks
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